探偵(興信所)苫小牧のコラム 調停や裁判の前に自分の怒りをぶつけておく
(株)アイシン探偵(興信所) 代表の高橋です。
夫の不審な行動。
不審な外出や帰宅時間も極端に遅くなり、外泊もするようになる。
妻は夫に問いただすが
「お前は被害妄想か」
「お前のそういう疑り深いところが嫌なんだ」
「そんなふうに疑うんなら離婚だ」 等と言い返してくる。
妻は悩んだ末に探偵に調査を依頼する。
結果、夫の浮気が確認された。
妻には当然、怒りがわいてくる。
ここでその怒りを封じ込めたまま、調停や裁判に持っていくと
その怒りの消化ができない。
調停や裁判はある意味、事務的なものです。
被害者の感情をくみ取り、相手を裁いてくれる場ではない。
ですから探偵の客観的な証拠を得た場合、
夫には「アナタには離婚の責任はとってもらいます」
夫の浮気相手の女性に対しても
「アナタのことは絶対、許しません」
「慰謝料を請求しますからね」と怒りをぶつけてみてはどうでしょう。
中には後々、「そんなことをしたら不利になるのでは」と考えるかもしれませんが、
浮気という一つの家庭を破壊する行為の罪は大きいのです。
探偵はハッキリと言います。
調停や裁判の前に自分の怒りをぶつけておく。
被害者が加害者に言葉で怒りをぶつけるくらい、何の問題もありません。