（株）アイシン探偵社　　代表の高橋です。

当社は足寄町を含め、北海道全域で様々な調査を承っております。

探偵は時折、考えることがあります。

神様っているのだろうか・・・？と。

探偵は「神様はいる」と思っています。

でも、探偵という仕事を通じ、とても辛い状況に置かれている人と接する。

そして、そのように辛い状況に置かれている人たちに更なる苦難が押し寄せる時がある。

そんな時、本当に神様っているのだろうか・・・？とつい思ってしまう。

その答えを先日、見つけたような気がしました。

以前の依頼人からお手紙をいただく。

その手紙の内容があまりにもステキなので

ご本人にブログで書かせていただくことを了解いただいた。

Ａ子さんは１２年前、当時８歳のＣ君を連れて離婚された。

当時の夫のＢさんが浮気相手の女性を妊娠させてしまった。

Ａ子さんは悩んだ末にこれから産まれてくる命のためと考え、

離婚を決断したのだ。

だが、Ｂさんは取り決めた養育費もまともに払ってこず、

結局はＡ子さんが女手一つでＣ君を育て上げた。

複数の仕事を掛け持ちし、日曜日はＣ君を実家に預けて働いた。

それこそ３６５日、休みなしで働かれた。

それから１２年、今年、C君は成人式を迎えた。

Ａ子さんは成人式の帰り道にＣ君に言われたらしい。

Ｃ君　　「お母さん、今まで本当にありがとう」

「これからはお母さんに楽をさせるために頑張るからね」

「お母さんのおかげで僕は幸せだったな」

Ａ子さんはおもわず道にしゃがみ込み、泣いてしまったそうだ。

とにかく嬉しくて、嬉しくて、涙が止まらなかったそうだ。

Ａ子さんのその手紙の最後には

「神様はちゃんと見ていてくれてるんですね」と書いてあった。

 

 

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