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今回は『どんなに酷い配偶者でも長年、結婚していれば体の一部』について。

夫婦という関係は不思議な関係です。

全くの他人が、恋愛というきっかけで互いの人生に責任を持つ「結婚」をする。

育った環境も違えば、価値観も違う。

また、何年、交際していたとしても、相手の全てが分かるわけではない。

そして、人生の賭けともいえる結婚に踏み切る。

全ての結婚がうまくいけばよいが、世の中は離婚にあふれている。

でも、縁あって結婚し、長年一緒に暮らした相手と離婚することは、

簡単に割り切れるものではない。

例えば・・・・・

結婚して１５年のAさん夫婦。

妻　Ｂ子さんは、結婚当初から浮気を繰り返していた。

お金使いも荒く、パチンコが原因で数百万の借金を作ってしまう。

夫　Ａさんは何度もＢ子さんと話し合った。

そのたび、Ｂ子さんは「浮気はやめる」「パチンコもやめる」と約束する。

だが、結局は浮気もパチンコも繰り返していた。

子供が中学を卒業した年、Ａさんは子供を引き取り、Ｂ子さんと離婚をした。

離婚が成立し、Ａさんが探偵にしみじみと言いました。

「妻との生活で楽しいことはほとんどありませんでした」

「でも、離婚してＢ子がいない生活は

体の一部がなくなったような喪失感があります」・・・・と。

やはり、どんなに酷い夫、どんなに酷い妻でも、

結婚生活を続けていると相手が自分の体の一部になってしまう。

だから、どんな離婚でも辛いものなのです。

 

 

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