蘭越町・興信所のコラム 離婚裁判の今と昔
当社は蘭越町を含め、北海道全域で様々な調査を承っております。
今回は『離婚裁判の今と昔』について。
時代と共に変化するものはたくさんあります。
その変わったものとして探偵がしみじみ思うのは「離婚裁判」です。
昔の離婚裁判においての慰謝料の争点は「金額」だった。
夫が浮気をして妻が離婚を要求する。
妻の請求金額は500万円。
だが、夫は500万円の金額が高い・・・と争う。
夫は浮気をした自分が悪いのは認めるが、金額はもう少しまけてくれ・・・と
いうものが多かった。
だが、今の離婚裁判においての争点は「俺は悪くない」・・・が多い。
夫の浮気が発覚する。
妻が離婚を決断し、夫に慰謝料500万円を要求する。
夫は「そもそも浮気などしていない、俺は悪くない」と主張するのです。
一緒に旅行に行っていたが、浮気の関係ではない・・・
家を出て、その女性と暮らしているが、あくまでも同居人である・・・
ラブホテルに行ったのは認めるが、カラオケをしていただけ・・・
路上でキスをしていたのは認めるが、イタリアではみんなしている・・・・
とにかく延々と言い訳をするのである。
ある意味、昔の浮気人たちは往生際が良かったのです。
離婚裁判の今と昔を比べると、だんだんと人の質の低下を感じる。
探偵はハッキリと言います。
互いの人生に責任を持つことの約束が結婚です。
そして、その約束を浮気という形で破ったのであれば、潔くしなさい。
裁判でダラダラ、グタグタと言い訳するのはかっこ悪いですよ。