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帯広市・興信所のコラム 家出人・失踪人についての警察の対応

(株)アイシン興信所  代表の高橋です。

当社は帯広市を含め、北海道全域で様々な調査を承っております。

今回は『家出人・失踪人についての警察の対応』について。

家族が突然、失踪をしてしまう。

まずは警察に「失踪人捜索願」を出すことになります。

ですが、警察の対応は基本的になにもしてくれません。

それが、たとえ遺書を残しての失踪であっても同じです。

例えば、警察官が失踪人の立ち回りそうなところを見回るとか、

失踪人の友人に聞き込みをするなどのことはしてくれません。

なぜか?

家出や失踪は犯罪ではないからです。

警察が失踪人を積極的に探してくれるのは、事件性がある場合です。

誘拐や拉致監禁の可能性がある場合に限られます。

ですが、警察が家出人捜索願を出した場合、2つのことをしてくれる可能性があります。

それは「Nシステムへの登録」と「携帯電話の位置情報の確認」です。

Nシステムとは国道や高速道などにおいて設置されている

ナンバー自動読み取りシステムです。

これは失踪人がクルマで失踪した場合に

そのクルマがNシステムを通過した場合に情報が得られる。

ですが、あくまでも失踪人のクルマが通過したとの情報であり、

すぐに当人の確保には至らない。

また、携帯電話の位置情報の確認ですが、

これもその時の警察官の判断でしてくれるときと、してくれないときがあります。

いずれにしても、警察が直接的に家出人を探してくれることはない。

警察の対応の基本にあるのは、家出人が自らの意思で失踪した場合、

その意思が尊重される・・・と考えるのです。

また、失踪、家出は犯罪ではない・・・とのことも根底にあります。

家族が突然の家出、失踪をしてしまう。

警察は捜してくれない・・・ ことを基本に対応を考えてください。

 

(株)アイシン興信所 帯広市ホームページ

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