探偵愛別町(浮気調査)のよもやま話 財産分与において退職金も忘れずに協議
(株)アイシン探偵 代表の高橋です。
当社は愛別町を含め、北海道全域で様々な調査を承っております。
今回は財産分与の落とし穴について。
例えば夫の浮気が発覚する。
紆余曲折があり、妻は離婚を決断する。
妻は夫と離婚について話し合う。
親権については子供が成人に達しているため、特に大きな問題にはならない。
話し合いは財産分与と慰謝料についてであった。
慰謝料はマンションの所有権を妻に渡すことで合意。
預貯金については折半。
保険は解約返戻金を半分に分ける。
年金の分割手続きも終わった。
だがもう一点、忘れがちなのが退職金の分与である。
仮に夫が公務員で数年後に定年を迎える。
当然、その退職金も財産分与に入ってくる。
基本的な考え方としては退職金が二千万円。
勤務年数は40年。
結婚生活が20年。
この場合、二千万円の半分の一千万円。
その一千万円の半分の五百万円が妻の財産分与分である。
当然、数年後の定年時にそのことについて協議をするのだが、
離婚時に退職金の仮処分をしておくことも方法です。
仮処分とは妻の同意がなければ夫に退職金が支払われなくしておくことです。
探偵はハッキリと言います。
財産分与において退職金も忘れずに協議しておいてください。